このページは就労移行支援事業所の「welbe/ウェルビー」について知りたい方向けに書いてあります。就労移行支援の基礎知識について知りたい方はコチラをご覧ください。

「welbe/ウェルビー」は東証プライムに上場している会社が運営している就労移行支援事業所です。

ウェルビーは就労移行支援事業所以外にも、相談支援、発達障害をもつ子どものための幼児教室や児童教室など、幅広く支援サービスを行っています。


事業開始から間もなく就職者数を出しているのはウェルビーのサポート力といっても言い過ぎではないでしょう。
最寄りにウェルビーの事業所があるなら、ぜひ見学に行くことをおススメします。
さっそくウェルビーの評判・口コミを見ていきましょう。
目次
ウェルビーの評判 実際に使った人の口コミは?
ウェルビーを実際に利用をした方から評判・口コミをいただきました。
当サイトの口コミは、独自に取材したものをメインに、公式サイト、SNSなどから集めていますす。


いただいた声をご紹介しますが、あくまでのその方の印象であることをご理解ください。
本当のウェルビーの様子はご自分で見学・体験をして確認をしてくださいね。
事業所が最寄駅から近い場所にあり、徒歩数分ですぐに行けるのが良かったところです。
また毎週金曜日には職業訓練の一環として、外部から電話が掛かってきたときに対応するのですが、そのときにそばにスタッフの方が付いていてくれて必要に応じてアドバイスしてくれるので助かりました。
よくなかったところは、カリキュラムをおこなう部屋があまり広くなくて、やや窮屈に感じられました。またそれそれの事業所の利用定員が20名ほどと少ないのも不満な部分です。
東京にあったいくつもの事業所に利用したい旨を伝えましたがどこも定員に達していて、やっと空きがあった秋葉原駅前センターを見つけて通うことができた、という次第です。
<迷っているかたへ>
持病を持っている方など、それぞれの個人に合わせたサポートを整えているので利用しやすいです。
また定員に空きがあるときにしか申し込めないため、利用を検討しているのであれば早めに連絡しておいた方が良いかと思います。

終業後の定着率が高く、働きやすい企業に入れそうだったからです。
50代男性
パソコンの使い方や電話の対応など研修内容が多彩で、実際に企業で要求される事を訓練してくれるので、就職しても即役立つことばかりです。
ただ、利用者の数が非常に多く、大半の人がコミュニケーション力に問題があるようで、些細な事から揉め事になりがちでした。また対応もやや事務的な感じがします。最低限のサポートしかしないという感じで、やや物足りない面もありました。
確かに研修内容は充実していますが、なかなかついていけないものも多くて苦痛に感じる場面があったのも事実です。就労支援もしてくれるのですが、自分が就職したいと感じる企業が少なかったのも事実です。就職に不安を覚えて辞めました。
<迷っているかたへ>
研修内容は人によってはやや厳しく難しいと感じるかもしれません。ただそのようなものでも一度経験してみるべきでしょう。
利用者が多い事から一人一人にきめ細かいアドバイスはやや難しいかもしれません。いろんな人と関わりプラスマイナス両面を参考にするつもりで利用するのもいいでしょう。

うつ病を罹患した後の就職活動に不安があり利用しました。
30代男性
うつ病に罹患したあと、障害者雇用枠で再就職しようと思ったが、きちんと採用されるか否か不安を感じたためサポートを受けたかったため。支援してくれる会社をネットで探したところ、ウェルビーを見つけることができた。
私は就活集中コースにいたのですが、私がうつ病に罹患していることを前提に、とくに私の心の状態に目を配ってくれました。
まず、毎朝、私の状態を気にしてくれました。頭が重くないかとか、いまどんな気分かを尋ねてくれました。そのうえで定期的に面談したり、私が課題をこなすことができるなどをチェックしたうえで、段階を踏んで、就職先の紹介の状況まで私を導いてくれました。
私の社会復帰については、おおいに役立ったと思っています。
大宮センターが紹介してくれた企業は、いずれも中小企業であり、障害者に対して本当に理解があるのか心配となりました。そこが、良くなかった点です。
私が健康な時期に働いていた企業は、東京都心に本社を置く東証一部上場企業であったため、私自身が就職先の社内体制の基準を高めに設定していたのかもしれません。
しかし、さいたま市内にも上場企業はあるのですから、そういった大企業の事業所を紹介してほしかったと思います。
複数の事業所を紹介していただき、面接試験まで行くことができました。しかし、採用面接試験のため訪れた会社は、いずれも雰囲気の悪さが感じられ、仮に採用されたとしても働き続けられる自信を持てませんでした。
このようなことが続いたため、辞めました
<迷っているかたへ>
スタッフたちは、皆さんやさしくて親切です。けっして上から目線で接してくることはありません。
このため、まずは安心してウェルビーに相談して、どのようなサポートをしてくれうのかをヒアリングされることをお勧めしたいと思います。
そのうえで納得されたり、安心感を抱くことができたら、利用されれば良いと思います。
30代 男性/診断名:統合失調症/就職職種:事務職
病気と付き合いながら無理せず就職ができると思い、利用を決めました。自分一人で就職活動すると企業の情報が不足したり客観性が乏しくなったりします。採用面接やビジネスにふさわしい服装、入退出の仕方、話し方などの面接対策や、履歴書や職務経歴書の書き方をスタッフの方々に丁寧に指導していただきました。
まずは見学・体験し、様々な職業訓練を積極的に受けてみてください。PC訓練、軽作業、グループワーク、ディスカッション、ソーシャルスキルトレーニング(SST)、実際の職場をイメージした部署ごとの業務を行うカリキュラム等、独自のトレーニングがたくさんあります。通うことで規則正しく家を出て就労に適した生活リズムをつくる訓練にもなります。
出典:ウェルビー公式サイト
30代 女性/診断名:発達障害(ADHD)/就職職種:事務職
前職を退職してから離職期間が長く一人で就職活動をすることに不安を感じていました。ハローワークの障害者支援をする方から紹介を受け、見学しウェルビーに決めました。
就職活動はブランクがあったため、就労前の職場実習を希望。企業で就労体験の機会を作っていただき就労イメージがつかめました。応募書類の作成や面接に苦手意識がありましたが、担当職員に模擬面接や書類の添削を何度も丁寧に指導してもらい、不安が減って自信がつきました。
出典:ウェルビー公式サイト
就労移行支援welbe/ウェルビーの詳細
ウェルビーは大手の就労移行支援事業所の1つです。
事業所数はとても多く全国で90センターあります。※2022年2月現在
他の就労移行支援事業所に比べると規模が圧倒的に違います。
ウェルビーを利用している方
ウェルビーは、精神障害、発達障害、知的障害、身体障害、難病の方が利用しています。
ウェルビーの就職者数と定着率
ウェルビーでは、累計4,862名以上の就職者を出しています。定着率も89.3%!と非常に高い。


定着率は、2019年10月~2020年9月の間に就職した利用者のうち、6ヵ月以上定着した者の割合です。
2021年度は706名の方がウェルビーから就職しています。(ウェルビーの公表をしている就職者数には、パートなども含まれています。)
東証一部上場企業など、だれでも聞いたことがあるような大手企業への就職実績もあります。


ウェルビーの利用者は半数以上が精神障害の方です。
下記のグラフは障がい者の定着率の調査結果のグラフです。精神障害の方の定着率は6ヶ月経過辞典で60%程度であることと比較をするとウェルビーの定着率89.3%というのがとても高い数字であることがわかりますね。

ウェルビーの疾患別就職実績

就労移行支援welbe/ウェルビーの特徴
ウェルビーの就労移行支援の特徴を紹介します。
障害を生かし自分らしく働けることをサポートしてくれる
ウェルビーでは、就職へ向けて必要となるスキルを土台からしっかりと身に着けることができます。
通常のオフィスを再現した事業所では、パソコン研修や電話受付、ビジネスマナー研修等、必要な知識と能力向上のための訓練をしてくれます。
一人ひとりに向けたきめ細やかな目配りがあり、一般企業が求める人材への成長、適性に合った職場探しをサポートしてくれます。



特に、ウェルビーは「自分らしく長く働くため」のカリキュラムが充実しています。
PCスキルや作業スキルだけでなく、医療・福祉・企業の視点をバランスよくとらえ、いま必要となるプログラムをタイムリーに導入しています。
また、センターごとの独自カリキュラムもあります。


早期就労を目指す独自の「就活集中コース」がある
ウェルビーは全国各地の行政・医療機関・支援機関・企業の方々と連携しながら就職支援を行っています。
その中で【短期就活・長期就労】に重点を置いているのが「就活集中コース」です。
「就活集中コース」では、ウェルビー独自の支援にて長く働くために必要な自己分析を行います。 「就活集中コース」 は次のような方を対象にしています。
- 症状や体調が安定していて、働いていた頃と同じように週5ビジネスタイムで働ける
- 長年勤めていた職場を辞めたばかりで、すぐにでも就職活動を始めて再就職したい
- 服薬、通院、生活リズムが安定していて、主治医から就労許可が出ている
- 週20時間決められた場所で活動できる
- 長く働いていたので、ビジネスマナーなどの職業訓練は正直物足りない。就職活動のサポート、就職後の職場定着支援をしてほしい
- 体調や心身の状態が落ち着いていて、自分の病気や障害の特徴と対処方法が分かる
生活をトータルでサポートしてくれる
就労に向けてビジネスマナーやビジネススキルも必要ですが、最も必要なのが生活リズムを整えて就職に必要な基礎を作ることです。


就職活動をするうえで、就労移行支援事業所に安定して通所ができると大きなアピールポイントになります。
ウェルビーでは生活をトータルでサポートをします。まず、ウェルビーへ継続的に通所できるように無理のないペースで規則正しい生活リズムに整えていきます。
状況に応じて支援内容を更新しながら、成功体験を積み重ね、自信を育んでいくのです。
事業所利用後のサポートも充実している
利用後は本人の許可を得たうえで、医療機関や地域の相談支援機関、ハローワーク、医療機関などと連携をして様々な悩みをサポートしてくれます。

ウェルビー利用時の費用は?交通費と昼食

就労移行支援を利用する場合、利用期間内はアルバイトを含め就労をすることができません。
そのため、交通費や昼食費の負担が大きくなってしまいます。
お住まいの自治体によって就労移行支援利用時の交通費の助成がある場合があります。自治体に確認をするようにしましょう。
自治体の助成金と差額が出てしまう場合や助成がない場合でもウェルビーでは交通費の助成はありません。

ウェルビーではお弁当サポートあり!
ウェルビーでは希望者にお弁当のサポートがあります!
カロリー計算されたヘルシーでバランスの取れたお弁当です。

内容はセンターによって異なるので、見学の時に確認するといいですね!
ウェルビーの事業所は全国に93センター展開
ウェルビーの事業所は全国に事業所があります。

都道府県名 | ウェルビー事業所名 |
北海道 | 札幌センター |
宮城県 | 仙台駅前センター |
新潟県 | 新潟センター |
東京都 | 秋葉原駅前センター 三鷹センター 北千住駅前センター 相談支援事業所併設 町田市役所前センター (発達障害専門) 町田駅前センター 錦糸町センター 池袋センター 八王子駅前センター 渋谷センター 荻窪駅前センター 府中駅前センター 蒲田センター |
神奈川県 | 桜木町駅前センター 新横浜駅前センター 新横浜第2センター 本厚木駅前センター 本厚木駅前第2センター 藤沢センター 藤沢第2センター 溝の口駅前センター 上大岡センター 戸塚駅前センター |
千葉県 | 西船橋駅前センター 松戸センター 松戸第2センター 千葉駅前センター 千葉駅前第2センター |
埼玉県 | 航空公園駅前センター 新越谷駅前センター 新越谷駅前第2センター 朝霞台駅前センター 川越駅前センター 川越駅前第2センター (発達障害専門) 川越駅前第3センター 西川口センター 大宮センター 草加駅前センター (発達障害専門) 春日部センター 所沢プロぺ通りセンター 草加駅東口センター |
群馬県 | 高崎駅前センター 高崎駅前第2センター |
栃木県 | 宇都宮センター |
愛知県 | 名古屋駅前センター 千種センター 名古屋駅前第2センター |
静岡県 | 静岡駅前センター 浜松駅前センター 浜松駅前第2センター |
兵庫県 | 神戸三宮センター 尼崎センター 姫路駅前センター |
京都府 | 京都四条烏丸センター |
大阪府 | 大阪天王寺駅前センター 新大阪センター |
岡山県 | 岡山駅前センター |
広島県 | 広島駅前センター |
福岡県 | 福岡天神北センター 博多センター 小倉駅前センター 黒崎駅前センター |
熊本県 | 熊本水道町センター 熊本水前寺センター 相談支援事業所併設 |
鹿児島県 | 鹿児島中央センター |

就労移行支援ウェルビー まとめ
ウェルビーの詳細や口コミについて紹介をしました。
ウェルビーは業界では2番目の規模を誇る就労移行支援事業所です。
事業所数も増えているので、それだけ利用者も多くなっていることがわかりますね。

就労移行支援事業所は人それぞれあうあわないがあります。また同じウェルビーの事業所でも各事業所ごとにカラーがありますので感じ方は違います。
無理なく通えるところにウェルビーがあるなら、ご自分の目で見て確認をしてみましょう。

社会で働いて、自立した生活をするためにここを利用しました。
30代男性